名古屋市千種区の建築設計 アールアンドエス設計工房のお知らせ

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2020.11.20
秋の京都




事務所を移転して 同時に始まった コロナと共存の新しい生活

それなりに なるものですね お知らせは長くさぼっていましたが

 

10月のある日 思い切って京都に行きました

今思えば この時期は コロナの第2波の後の 

落ち着いた時期でした

なかなか行けなかった三十三間堂をじっくり見たいと

ホテルからプラプラ歩いているときに 素敵な建物を発見

ちょっと入ってみたら 半兵衛扶 という店でした

 

お土産を買ったりした後

素敵な中国製の椅子を発見

これはひょっとして ウエグナーが参考にした

チャイニーズチェアー に似ているではないかと 

一人興奮

ウエグナーはYチェアーで有名で 私も何年か前やっと買った

座り心地がよく 気に入っている

 

大した買い物をしたわけではないのに

素敵な柿の形をした 扶饅頭とお茶が出ました

すっかり気に入って 今度はランチに来たいな

 

この後 三十三間堂の 1000体ある 十一面観音

その前の風神雷神 あうん の像 と 仏像をじっくい鑑賞した

この時期 観光客が少なく 普段なら 追い立てられるようにして

見るのかな と思いつつ 時間を気にせず ゆったりできた

こういう時間のゆとりが 大切だなと ある意味 コロナ感染症に

感謝したりして・・・

 


2020.04.01
事務所を移転します


1984年からこの場所でたくさんの仕事をしてきました

今回 事務所を移転します。

住所は 名古屋市千種区城山新町2-40-1

電話は 052-761-8315

実は自宅です

和室を改修して 小さなオフィスにしました

打合せは こんな庭のある テーブル席です

今、利休梅の花が満開です

ぜひ お立ち寄りください


2019.10.16
四間道を歩く その2




円頓寺商店街のすぐ近くに

こんなレトロな横丁があることは 知らなかった

若い人たちに聞くと このあたりに飲みに来るそうだ

なんと、 「今度、誘ってよ」 とお願いする

右側に見える道路標識のような 不思議な看板

ぽつんと空地に立っているが これはトリエンナーレの作品らしい

そういえば この写真の右側に移りこんだ 誰かの手も

アートしてるなーと 写真を見て ご満悦

 

これがどこだったか忘れたが

忘れがたい 路地 の景色

さりげなく置かれた モダンな椅子が

いい演出効果になっている

ちょっとホッとする空間

 

 

 

これは屋根神様の 路地にある家の玄関戸

会の関係者の若い方が教えてくれたが

戸の上部の板のところに

この家に住んでいたらしい女性の

名前が切り抜かれている

まあ、 なんと粋な

芸者さんか お師匠さんかしら

今は廃屋のような 長屋であるが

いろいろと想像してみると 

懐かしくもあり、悲しくもあり、不思議な感じ

 

 


2019.10.16
四間道を歩く




円頓寺商店街でイベントがあるので 出かけた

商店街から続く四間道を歩くのは 久しぶり

最近このあたりが随分変わったという噂は聞いていたが

正直驚いた

 

先ずは五条橋から堀川をみる

ゴンドラが1漕 うまいこと映った

講演会と街歩きの講師の陣内先生によると

このゴンドラはかつて名古屋港のイタリア村に

あったものを移したそうだ

さすが、 先生は情報通だ!

この写真の水際の様子にかつて堀川が

運搬航路として活用されていた当時のの面影があった

パースペクティブ なアングルも結構気に入っている

 

 

新しいお店が出来たりして 楽しみながらプラプラ歩くと

こういう景色に出会った

こちらの道から駐車場を通して西側を望むと明らかに

道路の高低差があることがわかる

なるほど、タモリはこういう景色を楽しむんだよな と

1人ブラタモリ状態  でも同じようなファンがいるらしく

そうそう 向こう側の様子も見なくっちゃーと 盛り上がる

 

 

今回はトリエンナーレの開催場所でもあるので

まちは結構賑わっていました

知り合いが名古屋に来たときに案内したり

遠方にいる娘たちが帰った時に このあたりに来ようと

ちょっと楽しみになった

 

 


2019.08.28
馬場家住宅の隠居屋




本棟造りの母屋の裏には

隠居用の家や蔵などが繋がる

隠居用といっても 小ぶりながら座敷はある

最初の写真はその座敷の書院の障子と欄間である

特に障子が変わっていて こういうデザインは

はじめてみた

井桁状の格子が 1本づつ 繊細につながっている

そして障子紙は 1枚の大きなものである

かつての障子は障子紙のサイズにより 裏側で

重ねながら継いであるが これは全くそうではない

一応この建物も幕末のものであるが

この障子は 何時頃のものだろう 誰かに聞いてみたい!

かなり後で入れられたものかもしれない

 

 

そういう意味で 2枚目の写真の コーナー家具も面白い

座敷の隣の 居間 のような部屋

これは馬場さんのおじいさんたちが使用していたそうで

かなり最近のもののようだ

今なら テレビ台をこうして部屋のコーナーに置くのは

よくあるが 飾り棚兼茶箪笥のような この三角形の家具は

はじめてみたが なかなよくできている

写真はないが 座敷の床の間の奥に

3畳ほどの お籠り部屋があった

とっても落ち着くいい空間で

おじいさんが書斎のように使い一日の多くの時間を

すごしていたようだ

民家も 研究的にみることも重要だろうが

人々の暮らし方というポイントで見ると

今の生活につながる発見があったりする

いつの世も人間の考えることは それほど変わらないのかも

 

 

3枚目の写真は いつだれが作ったか知らないが

住まいが一般公開されるようになってからだろうが

トイレの ⇒の板が 切り抜き文字になっている

どうってことないが こういう細やかなところに

住まいのセンスが感じられる 


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