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最新情報一覧News
2019.03.01
雪の美術館
2月の最初に 娘のいる北海道 倶知安 に行きました
1日目は 雪が舞う 寒い日でした
ランチのあとで 娘のお気に入りの 小川原美術館に行きました
この写真、 なんだかデンマークに居るような ・・・
美術館の入り口に入ってすぐのホールです
この窓の向こうには 羊蹄山が見えるのですが 今日は残念!
椅子は名品のアームチェアー「ワシリー」が並ぶ
この椅子は建築家のマルセル・ブロイヤーがバウハウスの為に
デザインした と聞いている
そういえば この空間も なんとなくブロイヤーの空間を
彷彿させているようにも思える
照明のデザインもさりげなく とってもいい
2枚目の写真は この窓がら見た景色
周囲の住宅街を隠すように 土手があるらしいが
雪で覆われて 雪の版築壁 のよう
針葉樹っぽい樹木群と 何ともいいバランスで お気に入りの写真になった
展示品など見てまたホールに戻ってくると
館長さんが みずから 「やあやあ 」と声を掛けてくれる
娘とは顔なじみのようで 「コーヒーは如何?」 「はい、いただきます」
受付の奥の 大きなテーブルでは 顔なじみの人たちが おしゃべりをしていた
そこに交じって あれこれ たわいのない話がはずむ
なんか いいなー ここは町のふれあいサロンみたいだ
都会では味わえない 暖かな空気が漂う・・・!
そのうち オジサン二人が 登場 館長さんと何やら相談を
何ですかと尋ねたら 毎年 この美術館の庭に 雪のモニュメントを作る相談だ
札幌の雪まつりとは 余りにスケールは違うが
毎年 この美術館の絵から題材をいただいて作るそうだ
今年は これだよ と その絵を見せてもらった
この美術館は 正式には 小川原記念美術館 といい
倶知安出身の 小川原 脩 さんにちなむらしい
個人の記念美術館にしては とても立派で 建築のセンスも とてもいい
なんでなの と 不思議な感じ
倶知安に住む芸術家たちの 集いの空間にもなっているようだ
小川原脩さんの絵は油絵であるが 繊細な感じが 日本画家の平山邦夫 の絵に
どこか似ているような気がした 犬をモデルにした絵も多く お土産に絵葉書を
沢山買った 倶知安に行く機会があるかたに お勧めです
2019.03.01
我が家の花たち
きょうから3月 急に 春めいてきました
庭木の花芽も少しづつ 開花の準備を始めています
昨年 12月 初めてヒヤシンスの球根を植えました
ヒヤシンスといえば なぜか小学校を思い出しますが・・・
球根用の花器がないので 何かないかな と探して
シャンパングラス が ピッタリでした
理科の観察のようで 根が出て、芽が出て そして開花してと
寒い冬中楽しみました
さすがに今は花も終わって葉っぱだけになりましたが、 一番いいショットを
玄関にはお正月の花が終わり 寂しくなっていましたが
リフォームの為 梅の木を 切るという お宅から
枝をもらってきました
外よりも 家の中は たとえ玄関でも暖かいので
すぐに開花し、いい香りが 広がりました
家の中に植物があるのは ほっとします
2019.01.18
伊賀でのんびり
昨年の秋のある日
予定がなかったうえ天気も良かったので
ふらりと伊賀に出かけた
目的は土鍋を買うこと この記事は人人のリレーブログにも書きましたが・・・
初めて訪れて驚きました この長谷園という窯元は
その建物群が素晴らしかった
最初の写真は多くの人でにぎわっていた 土鍋の店
ここで二つ目の少し大きめの土鍋を買いました
2枚目はその左側にあった 自宅? のようで
料亭のような趣 ここは予約客だけのお食事もできるらしい
その他展示室や作業場や とにかく質の高い建物にびっくり
伊賀といえば伊賀上野のお城とか、忍者とかの観光名所が思い浮かぶが
人里離れた こんな場所にも デイープな見どころがあるとは 恐るべし
大正時代の大正館は事務室に使われていたが 登り窯跡などと
国の登録有形文化財に指定されている
今はカフェになっているので期待していったが
自販機でコーヒーを買って飲むらしく
ちょっとがっかりした
伊賀の陶器まつりの時はものすごい人出のようであるが
単なる休日だったので それほどでもなく
のんびり過ごせた
せっかくなのでどこかおしゃれな喫茶店はないものかと
何の情報もない帰り道 ふとしたことで出会ったカフェ
思わず車を止めて入ったが
なんとここは以前、雑誌で見たことにある有名店
アナログ人間な私たちは おもむくまま 嗅覚だけを頼りにしているが
こういう発見があるのも捨てたものではない
明日は 建築士会女性委員会のセミナーで
講師は 不便益を実行する川上先生
なんか気が合うような予感がするが どうでしょうね?
2018.12.07
熊野古道
11月のある土曜日
いつか行きたいと願っていた熊野古道を登るという
三重県のJIAの企画があり喜んで参加表明をしました
先ずは津に集合して バスで尾鷲まで移動
途中の道の駅からガイドさんと一緒に出発です
きれいな石畳が続くと沢が横切る場面がなんどがあります
いつごろか、江戸時代以前か
石をどうやって並べたのか・・・その苦労がしのばれます
とてもきれいに整えられていました
1時間ほどで馬越峠まであと少しの看板
途中で植物の話を聞いたり、聴診器で木の内部の水が流れるような
音をきいたり、ガイドさんと一緒だと いろいろ楽しめる
初めての経験
やっと峠に到着、 此の辺りはかつて茶店があったところ
偶然、その茶店の子孫だという方とであったが
彼は毎日登っているらしい
記念碑のある右側の階段を登れば
さらに山の頂上に
その右側の道は 下りの帰り道
この茶店跡地のちょっとした広場で さあ、お昼だ!
眼下の景色を見ながらのお弁当タイムは
天気も良くて ひと汗かいた後の爽快感 が 半端ない
さあ、くだりも頑張って行こう
またいつか 別の熊野古道を登ってみたいな
2018.10.05
高知県 安芸市の街並み
しばらく間が空きましたが 7月の高知のつづき
高知市と室戸の間に安芸市という小さな町がある
ここにはかつて安芸城があり
江戸時代 山内一豊について一宮からきた
五藤家が代々守っていました
この時期 安芸城跡の堀に群生する 白蓮が見事
こんな立派な白蓮を見るのは初めてで感動しました
お城は幕末に取り壊されましたが、城郭はそのままで
跡地に五藤家の屋敷があり、学芸員の案内もあります
またこの街は土居廓中(どいかちゅう)という
安芸城を中心とした町割りが残っている
あまり開発の手が入っておらずとても鄙びた風情
写真の生垣は他で見たことがなく、どうして作られたか興味津々
笹の一種の植物を植え中央に竹を半割にしたものが
支柱に固定され生垣を抑えている
こうしておくと生垣の手入れが楽で多少手を抜いても
倒れこまないらしく 合理的な手法のようだ
武家屋敷もいくつか残っているが昭和戦前のものも
景色になじんでいる
そしてここにも 水切り瓦のある立派な蔵がある
生垣以外の塀も玉石、瓦の再利用、板張りなど
さまざまな工夫があり とても楽しい
萩の街並みを思い出したが
この土居廓中も平成24年に
国の「重要伝統的建造物群保存地区」に指定された
台風の影響で予定が大きく変わったが
予定外にこの街を訪問でき非常に有意義だった
高知は 近いうちにもう一度行きたい