祖父がこだわって建てた家を、孫世代の家族が住むためには構造や間取りの改築が必要だった。
自宅を仕事場として使うことを機に全面リフォーム。
全体の構造は大きく変えず、暮らしやすい間取りに。
広い駐車スペースを確保するとともに、目隠しを兼ねたウッドデッキを新設。外観は大きく変えずに改装。
もともとあった駐車場の上部空間とつながるように、ウッドデッキと階段を作った。ゆくゆくは屋根にガラス等で雨除けを作る予定。子供の遊び場に大活躍中
夫婦共にキッチンにたつので、十分な広さを確保。電子レンジなどを置けるよう、サイズ感にこだわったカウンター。構造上 残った柱の横には冷蔵庫を置きます。
構造上どうしても抜けない2本の柱をきれいに補修。LDKがひとつながりの空間に良いアクセントとなっている。
既存の和室部分に最小限の大きさでモダンに再生させた。収納の中には仏壇スペース。左側の建具は、以前別の部屋で使われていたものを移設。また、上部天井を残し昔の面影を感じられるようにした。
もともとは縁側と廊下で仕切られていたが、壁をとっぱらい解放感が得られた。構造上残さざるを得なかった柱以外にも、天井に隠れているが頑強な梁の補強がなされている。
リビングと同一レベルにテラスを設けることによって、より広がりを感じられる。南東に面した日当たりの良さを取り入れつつ、向かいの視線を適度にさえぎりプライバシーを確保。
開放的な階段空間。階段下には便所と収納スペースを設け、可能な限り空間を利用している。
仕事部屋とLDKの間に位置させ、生活と仕事どちらの用途としても使えるように。机上の小窓からはLDKの様子が見える。
寝るだけのスペースがあればよいとのことで、タタミベッドと、反対側には大きな収納を作った。ベッドサイドをベランダへのアクセスと兼用させるため、ベランダの高さにあわせた。既存の梁をあえて見せ、天井をできる限り高くとった。
一部未改装部分の、押入れと奥に見える子供部屋。将来家族構成が変わった時に再び手を入れるか、検討予定。
庭木や大量の石像とお別れをし、生活に必要な駐車スペースに。
昔ながらの玄関。正面玄関の位置を変更し、この場所は壁や柱がとっぱわれ、現リビングへと。
南東に面した縁側が孤立しており、もったいない印象だった。構造上必要な柱や壁を残し、日差しを有効活用できるリビングへ変更。
十分広いが、大きい開口のわりに暗さを感じるDK。この場所は階段と家事コーナーへ大きく変更。もともと奥にあった水回り空間は、スペースを利用して使いやすい配置と広さに変更。
2間続きの和室は壁で仕切り、奥を仕事場に変更。手前には小上がりのタタミコーナーと、収納を兼ねたモダンな仏壇に。
不要な柱は取り、梁や筋交でしっかり補強することによって、耐震面でも不安のないように。
構造上どうしてもぬけない柱と、補強された梁。
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祖父がこだわって建てた家を、孫世代の家族が住むためには構造や間取りの改築が必要だった。
自宅を仕事場として使うことを機に全面リフォーム。
全体の構造は大きく変えず、暮らしやすい間取りに。