駐車場と玄関部分をコンクリートにした混構造の外観
リビングに面したウッドデッキは、内部の畳コーナーの高さに合わせて1段上がっている。南側に突き出た水回りに洗濯物干し専用のスペースを確保している。
畳コーナーから階段を5段登ると、家族みんなで使う書斎コーナーにつながる。さらにそこから7段登ると、2階のリビングに到達する。1階と2階のリビングが立体的につながっている。
1階でダイニングとリビングが取れないので、2階にリビングを作った。その間に書斎コーナーをはさみ、同じフロアーでは得られない使い方ができるようになった。
玄関ホールから入口を見る。道路と玄関との間の階段は、外部にしないで内部に取り込んだ。それによって雨の日に子供連れで帰宅したとき、安全に室内に入ることができる。階段の手前にちょっとした物入れを作っている。
ダイニングの椅子の高さに合わせた畳コーナー。食事の後でくつろいだり、お昼寝したり気楽に使える。大勢の来客時は小机とダイニングテーブルをつないで、大人と子供で使い分ける。畳で座ってお酒を飲んで、そのままごろりと横になることもできる。
キッチンは、働く主婦にとっては司令塔になる。ここに立つと、南に突き出た水回りの様子がみえる。並列タイプのキッチンなので、ダイニングとの動線が使いやすい。収納部分やコンロ部分は、背面などにまとめられている。
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