郊外の分譲住宅の駐車場だけを残して建替えた。
道路との高低差が1mほどあるが、駐車場を活用することと、階段を上がらないで玄関に入りたいという希望をかなえるため、一部スキップフロアー構成になった。
楽しい装置を作ったので、巣立った子供たちもよく遊びに来るようになった。
駐車場の屋上を緑化し、手前の寝室と一体化するように工夫した。駐車場のパラペットをベンチ代わりにするなど、高低差を外構の装置として生かしている。
玄関から半階上がった廊下から庭をみる。ちょっとしたスペースに、スキップフロアーの楽しさが感じられる。
中央にクロゼットがある寝室。夫婦のエリアがそれぞれ独立している。奥の窓は屋上庭園につながる。
タタミコーナーを取り込んだダイニング。タタミ部分は掘り炬燵風になっているが、実はダイニングテーブルが2台入っている。梁の部分に建具をたてると、和室が個室に変身できる。巣立った息子達の家族が来るとき、大活躍。
カウンター付きのキッチン。キッチンを作業所として扱わないで、昼間の居場所となるようにした。このカウンターでは食事だけでなく、パソコンや書き物、読書など趣味コーナーとして活用している。
右側の黒く塗装した部分が以前の駐車場。コンクリート打放しでも、勾配屋根で落ち着いた和の雰囲気を感じさせる。
一覧へ戻る
郊外の分譲住宅の駐車場だけを残して建替えた。
道路との高低差が1mほどあるが、駐車場を活用することと、階段を上がらないで玄関に入りたいという希望をかなえるため、一部スキップフロアー構成になった。
楽しい装置を作ったので、巣立った子供たちもよく遊びに来るようになった。